リンパ浮腫との出会い

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リンパ浮腫との出会い

最初の出会いは、今から30年以上前。
祖母の脚が片方だけ大きくなっていることに気が付きました。
母は祖母をあちこちの病院に連れて行きましたが、一様に「それは仕方がない」
「命が助かったのだから、それくらい我慢して下さい」と言われ、何一つ、治療も指導も有りませんでした。
私達は、大病を治療し不治の病を得たと感じました。

祖母は、私のことを、いつも『私の宝』と言ってくれました。
誰かに紹介する時も・・・
怖い思いをした時も・・・
失恋した時も・・・
いつも、側で静かに『私の宝』と言って微笑んでくれました。

何も手立てが無いと言われても、大切な人の苦労を目の前にして、何もしないことなど出来ない!
私達家族は、良いと聞いたことは全て試しました。
温泉に連れて行ってはジックリと長湯をさせたり…
強く揉み上げたり…
海水に浸けてみたり…
硬くなった皮膚をピーリングしたり…
今思えば、必死になって悪化させるようなことばかり・・・
その度に『ありがとう♪』と言ってくれた祖母の姿を思い出すと、申し訳なさに涙が出ます。


次の出会いは、かなり大人になってからの専門学校時代。
病理学の授業中、眠気覚ましに参考書をパラパラ♪と捲っていた時、小さな写真が目に飛び込んで来ました。
『えっ!おばあちゃんの脚?』と思い、目はウルウル、心臓はドキドキ…
その小さな写真の下に「リンパ浮腫」と書いてありました。

『リンパ浮腫?何それ?』・・・

当時、病理を教えて下さっていた講師は、ある大学病院の医師であり病理学者でもあった先生だったので、授業の後、廊下で質問をしたところ「癌の摘出手術後の後遺症」と教えて下さいました。
治療法を質問すると「まぁ~無いと思いますけど、最近、治療をすると言っている所もあるみたいですよ」とのこと。
その瞬間に、『必ず、調べよう!そして、必ず、この治療に関わろう!』と決めました。
そして、それは、天国の祖母との約束になりました。

とはいっても、思いや情熱、努力だけでは越えられない難しい問題も多く、理不尽さを感じたり、哀しい思いをすることも多い現状です。
でも、だからこそ、価値あることと信じています。
祖母や私達家族のように、孤独な戦いを強いられる方々が一人でも減るように
私自身も孤独にならない努力をしていかなくては!と考えています。

その一端として、皆様と情報を共有出来るように、リンパ浮腫に関するページを少しずつアップしようと思います。

リンパ浮腫とは